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マンハッタンに似てる?<佃大橋~勝鬨橋>

 聖路加ガーデンの2階から外に出ると、視界がパーッと広がった。

 目の前に隅田川。ここから勝鬨橋まで、隅田川に沿って歩こう。気温は高いが湿度はそれほどでもない今の季節、最高に気持ちいい。

 隅田川に下りていく階段には、男女交じった十数人の高齢者グループが座り、キャッキャと声を上げていた。「これ、どう?」「あら~おいしいわ~」と渡し渡されているのは、見たところ「塩瀬総本家」の看板商品「志ほせ饅頭」。この場所から歩いて数分のところに本店があるので、購入してきたのだろう。

 目の前を遊覧船が通り過ぎる。数が出ているようで、何度も通り過ぎる。デッキの人がこちらに向かって手を振ると、高齢者グループも元気いっぱいに返す。

 佃大橋から勝鬨橋まで、隅田川に近づいたり離れたりしながら歩いていくと、殿中・松の廊下で吉良上野介を斬りつけ、その後、切腹、お家断絶になった浅野内匠頭長矩の江戸本邸跡や、江戸時代にドイツの医学書を日本語で訳した「解体新書」が完成した場所、そして「運上所跡」を見つけた。

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