遺伝子変異で免疫効かず 「新型ノロウイルス」が大流行の兆し

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 激しい嘔吐や下痢を引き起こすノロウイルスの新型が、今年初めから感染を広げている。過去最悪の被害を出した2006年以来の大流行の兆しがあり、注意が必要だ。

 川崎市健康安全研究所と国立感染症研究所などのグループの調査によると、昨年からノロウイルスの遺伝子配列を解読したところ、これまでのウイルスと違う型を発見した。従来の型が変異したもので、人がそれまでに獲得した免疫が役に立たないという。

 発見されたのは「GⅡ・17」。昨年冬に中国で類似型が発見されたほか、米国などでも同様のタイプのウイルスが見つかっているという。これまで主に確認されてきた型は「GⅡ・4」で、これが流行の主流だった。新型「GⅡ・17」は今年1月ごろから国内で増え始め、2、3月にはほとんどがこの型になったという。

「人は新型への免疫がないため、かかりやすい。その分、急速に広がりつつあります。このまま新型が広まれば、06年以上の大流行になりかねない勢いです。手洗いやうがいなど予防の徹底を呼びかけています」(川崎市健康安全研究所)

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