遺伝子変異で免疫効かず 「新型ノロウイルス」が大流行の兆し

公開日: 更新日:

 激しい嘔吐や下痢を引き起こすノロウイルスの新型が、今年初めから感染を広げている。過去最悪の被害を出した2006年以来の大流行の兆しがあり、注意が必要だ。

 川崎市健康安全研究所と国立感染症研究所などのグループの調査によると、昨年からノロウイルスの遺伝子配列を解読したところ、これまでのウイルスと違う型を発見した。従来の型が変異したもので、人がそれまでに獲得した免疫が役に立たないという。

 発見されたのは「GⅡ・17」。昨年冬に中国で類似型が発見されたほか、米国などでも同様のタイプのウイルスが見つかっているという。これまで主に確認されてきた型は「GⅡ・4」で、これが流行の主流だった。新型「GⅡ・17」は今年1月ごろから国内で増え始め、2、3月にはほとんどがこの型になったという。

「人は新型への免疫がないため、かかりやすい。その分、急速に広がりつつあります。このまま新型が広まれば、06年以上の大流行になりかねない勢いです。手洗いやうがいなど予防の徹底を呼びかけています」(川崎市健康安全研究所)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ルパンの娘」で“55歳美魔女”怪演 42歳小沢真珠の女優魂

  2. 2

    “愛の巣”から消えた…二宮和也と伊藤綾子の破局説を検証

  3. 3

    市場が警戒…参院選後の日本を超円高と株価暴落が襲う

  4. 4

    ハンディ乗り越え…深田恭子「ルパンの娘」に大化けの予感

  5. 5

    たとえ自分の議席を失ってもすでに山本太郎は勝っている

  6. 6

    NHKとテレ東は参院選開票特番「もう、やめたい」が本音

  7. 7

    「ぎぼむす」vs「奥様は、」綾瀬はるか次回作の熾烈争奪戦

  8. 8

    慶応幼稚舎の教育を国内最高峰と勘違いする生徒たち

  9. 9

    「Heaven?」好発進は“PR効果”?石原さとみに訪れた正念場

  10. 10

    コンビでカビ臭い部屋に住む宮下草薙 私生活は「真逆」

もっと見る

編集部オススメ

  1. {{ $index+1 }}

    {{ pickup.Article.title_short }}

もっと見る