カルビー「フルグラ」は朝食の“脇役”に徹し売り上げ急伸

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 シリアル市場を牽引する、カルビーの「フルグラ」に注目だ。オーツ麦などの穀物を主原料とするグラノーラに、ドライフルーツをミックスしたフルグラは、ご飯やパンに次ぐ第3の朝食として大ブレーク。1991年発売のロングセラーながら、近年、売り上げを大きく伸ばしている。

「ザクザクとした楽しい食感。加えて、イチゴやリンゴなど色とりどりのドライフルーツが入り、見た目においしい。この2つを徹底的に追求したことが、ブランド成功につながったと思う」(フルグラ事業部1課課長の網干弓子氏=写真)

 本場アメリカのグラノーラではなく、日本人が好む味覚に合わせて開発。まずは89年にプレーンな「グラノーラ」を発売したのち、91年、いまにつながる「フルーツグラノーラ」を投入。11年には愛称だった「フルグラ」を商品名にした。

 おいしさには自信があったが、発売当初はまだ知る人ぞ知るカテゴリーゆえ苦戦。ブレークは6年後の97年だ。栄養重視のグラノーラと、おいしさにもこだわったフルーツグラノーラを新しい「フルーツグラノーラ」に一本化し、営業やマーケティングを集中させると大ヒット。03年には年間売り上げが30億円に到達した。そして2011年、現在の第2次成長期がスタートする。勝因は、大きな市場をもつヨーグルトを味方につけた「お友だち作戦」の成功だ。

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