消費者物価指数マイナスのウソ 「生鮮食品」急騰が家計を直撃

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 日銀の黒田東彦総裁は、「2%の物価上昇」を達成するまで、金融政策の手を緩める気はない。「2%」のターゲットは、コア消費者物価指数(コアCPI=生鮮食品を除く指数)で、8月は0.1%のマイナスだった。黒田総裁は「(コアCPIが)水面下に沈んでいるのは、エネルギー価格の下落によるもの」と言い、今後、原油価格が反転すれば、物価上昇は間違いないと主張している。

 だが、庶民感覚ではすでに物価はかなり上昇している。

「コアCPIは生活実感とかけ離れています。生鮮品は、気候の影響を受けやすく、価格の変動も激しい。政府や日銀が数値目標から除外するのは分かりますが、この数カ月間は、毎日の食卓に上る野菜や肉、魚は凄まじい値上がりです。ここを無視してはダメでしょう」(株式評論家の倉多慎之助氏)

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