たま駅長が火付け役 「ネコノミクス」の恐るべき経済効果

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 日本はもちろん海外からもファンを集め、昨年死去した和歌山電鉄・貴志駅の名物猫、たま駅長。この三毛のにゃんこがもたらした経済効果は年間約11億円に上り、猫ブームの火付け役になった。猫をマスコットにした町おこしの試みは全国に広がり、ちまたには猫の写真集やグッズがあふれている。

 猫に小判ならぬ、猫が小判を運んでくるわけで、こうした“ネコノミクス”の経済規模は、関西大学の宮本勝浩名誉教授によると約2兆3162億円に上るという。

「その大半はエサ代などの飼育費用で、約1兆1002億円です。ペットフード協会の発表によると昨年、猫の飼育数は、犬の約991万7000匹に迫る約987万4000匹でした。犬に比べて飼育の手間も費用もかからないため、一人暮らしや高齢者の間で猫の飼育が増えた結果でしょう」

 猫を用いた観光などの効果は、約40億円と試算している。

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