オペラ歌手・森公美子を虜にした四川料理の「天外天」
バラエティー番組でもお馴染みのオペラ歌手、森公美子(56)。料理も得意で、オリジナルレシピをたびたびテレビで披露することも。そんな芸能界きってのグルメが20年以上、通い続ける店がある。
「天外天」は東京の下町、千駄木に店を構える四川料理店。総料理長の中川優さんは、四川料理の大家、故・陳建民氏の愛弟子で、赤坂四川飯店で11年にわたり修業を積んだ後、89年に満を持して店を始めた。
食通をひきつける最大の理由は、料理に使う調味料に至るまで、徹底して“手作り”を貫いていること。
「料理はあくまでお客さんのためのもの。料理人が何を言ったところで、食べる人が“おいしい”と感じてくれなかったらどうしようもありません。手作りのいいところは、お客さんの声を聞きながら、自在に調整ができること。今まで28年間、たくさんの方々に育てていただいたと思っています」(中川さん)