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妻がハマる「旦那デスノート」 元警視庁刑事が怖さを指摘

 これが妻のストレス発散になってくれたらいいのだが、それほど楽観視できないかもしれない。

「どうせ本気じゃないだろう」と、高をくくるのは危険だ。元警視庁刑事の吉川祐二氏が言う。

「ネットを楽しむ人は現実の自分とネット上の匿名の自分を持っています。匿名の自分の方は、みんなの気を引くために、自分の経験を脚色して大袈裟に言う傾向がある。夫にちょっと小突かれたのを“叩かれた”“殴られた”と表現して書き込んだりするわけです。怖いのは、これを繰り返しているうちに頭の中の記憶が塗り替えられ、自らがつくりだしたウソの出来事に怒りを増発させること。それによって殺意が芽生え、重大な事件に発展する危険性もあるのです」

 ちなみに、このぐらいの書き込みでは脅迫罪にならないそうだ。

「名前や勤務先など個人を特定できる具体的な情報を書いていなければ、誰に対する脅迫か分からず、逮捕できません」(吉川祐二氏)

 もしも「これぐらいのこと、普通に毎日言われているよ」というサラリーマンがいたら末期的。何らかの対策を考えた方がいいかもしれない。

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