ウンチと製紙会社がコラボ 旭山動物園記念グッズのレア度
“クサイものに蓋”をしまくる政治家とは違って、こちらはクサイものを賢く活用するようだ。
旭山動物園(北海道)が今日迎える「開園50周年」を記念して、ノートやメモ帳、名刺を販売する。キリンとカバをあしらった可愛らしいデザインだが、ただの代物ではない。ナント、紙にキリンとカバの“ウンチ”を配合した特別品なのだ。
製造を請け負ったのは日本製紙旭川事業所。プロの製紙屋とウンチのコラボとはかなり異色だ。「開園50周年の支援として何かできないか、ということで本事業所から提案しました。草食動物の糞を水洗いして消毒すると、干草のようなものが残ります。それを製紙過程で全体の3~5%配合した紙を用いてノートやメモ帳を作りました」(日本製紙旭川事業所長)
衛生面を考慮しなければならないため、大量生産が難しく数量限定だ。