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キリンウイスキー「富士山麓」 御殿場が生んだ甘い樽熟香

 キリンビールが展開する、富士御殿場蒸溜所のウイスキーブランド「富士山麓」が勢いづいている。定番の「樽熟原酒。50」の人気に加え、新戦力の「シグニチャーブレンド」も順調な売れ行き。また、同社のマスターブレンダー、田中城太氏が世界的な賞を受賞するなど、キリンウイスキー全体の注目度が高まったのも好調な要因である。

 1973年に操業を開始した「富士御殿場蒸溜所」は、モルトとグレーン両方のウイスキーを造り、ボトリングまで行う、世界でも珍しい蒸留所だ。74年発売の「ロバートブラウン」を皮切りに、これまで数多くの国産ウイスキーを展開してきた。その中にあって、「富士山麓」はキリンビールから発売した初の国産ウイスキーブランド。2005年、「キリンウイスキー富士山麓 樽熟。50」として誕生する。

「当初から、キリンは『澄んだ味わいの中に広がる甘い樽熟香』を理想としてきたが、『富士山麓』は、よりそれを体現している」(マーケティング本部の清水志保氏)

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