野菜高騰で冷凍輸入品が人気 食料自給率“押し下げ”の深刻

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 キャベツやレタス、ハクサイなど生鮮野菜の高騰が続く中、「冷凍野菜」が人気を集めている。手軽な上、価格が安定しているからだ。

 大手スーパーの担当者は「昨年10月の台風で生鮮野菜が高騰しましたが、それ以来、冷凍野菜が今も好調です」と語った。だが、生鮮野菜から冷凍野菜へのシフトは、安易に歓迎できない。

 日本の食料自給率はジリ貧だ。1965年度には73%(カロリーベース)だったが、2016年度は38%まで落ち込んでいる。比較的高いのは米(98%)と野菜(76%)で、輸入モノ中心の冷凍野菜がドンドン増えれば、自給率を押し下げるのは間違いない。

「野菜の自給率が高いのは、生鮮野菜は日持ちしないので、消費地の近くから調達するためです。この間、業務用や外食向けを中心に、高騰している国産の生鮮野菜に代えて、輸入冷凍野菜の調達が増えています」(農水省・園芸作物課)

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