“滑り止め”もアウトに 文科省の愚策で受験の現場は大混乱

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 受験生にも深刻な問題をもたらしている。前年までの情報がアテにならないからだ。宮本徹衆院議員(共産)が、15日、国会でこんな事例を紹介した。
<考古学を志望するAさんが、都内の史学科のある大学を受けた。希望校のみならず、予備校に「ここなら大丈夫」と言われた大学、念のために受けた“滑り止め”までダメだった。浪人の道を選んだ>

 来年度は、大学が合格者を引き続き絞り込む上、増えた浪人生も参戦し、いっそう過酷で読めない受験になりそうである。

「都市部の定員超過を絞れば学生が地方に流れるというのは安易な発想。有効な政策とは思えません。大学が定員を割らず、かつ1・1倍に抑えるよう合格者数を割り出すのは至難の業です。また、思わぬ浪人は受験生本人だけでなく、家庭の経済的負担も大変です。定員管理は柔軟にした上で、悪質な水増しなどにしっかり対応するようにすべきです」(教育関係者)

 林芳正文科相は「どういうことが実際に起きているかということを踏まえて、適切に措置を講じる」と答弁。19年度の“受験レース”は、もう始まっている。すぐ手を打つべきだ。

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