新潟県・湯の平温泉 底にたまった温泉成分が湧き上がり…

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 その時も途中の山道には雪が残っていました。宿(といっても山小屋)のトイレはまだ使えなくて、草むらにひそんで穴を掘ってしたのを覚えています(小さいころからキャンプで慣れてたので平気)。

 露天風呂は少し離れた川の岩場にあって、脱衣所もありません。かなり恥ずかしいシチュエーションですが、皆知った仲間だし、恥ずかしさより好奇心が勝りました。

 ところが入ったとたん、黒いモヤモヤしたものが底から湧き上がってきて、思わず「ウワ~~!」って叫んじゃいました。ひと冬誰も入っていなかったので温泉成分の析出物がたまっていたのです。「キモーイ!」と泣きそうになりましたが、湯加減はちょうど良く、肌触りもサラッとして気持ちいい。「いい湯じゃん!」。

 山小屋への帰り道、崖下50メートルほどのところに小さな野湯が湧いているのを発見。何人か下りて行って、スッポンポンで水たまりのような湯に横たわりキャッキャ言ってましたが、さすがにそこまでは付き合えませんでしたねぇ。

※冬季の積雪による崩落で今年の湯の平登山道の開山は未定です。

▽高田彩朱(たかだ・あやみ) 8歳のとき、TVチャンピオンで優勝経験もある温泉マニアの父の影響で本格的に温泉巡りを始める。これまで父娘で訪ねた温泉地は1800湯以上。

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