有名シェフがコラボ 「芳香蒸留水」は魔法の調味料だった

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「キッチン蒸留」――聞きなれない言葉だが、いま話題の調理法だ。これは食材を蒸したときに発生する水蒸気を冷却した蒸留水を調理に使う「水蒸気蒸留」という歴史的な技術を簡素化したもの。

 先日、専用の蒸留器「ATRPOT」を手掛けた日本アロマ蒸留協会とアル・ケッチャーノのオーナーシェフ奥田政行さんがコラボイベントを開催。そこで芳香蒸留水コースを食してみた。蒸留水に含まれるのは、植物の香り成分のみでノンカロリー。調味料の代わりに使えば制限食、ダイエット食にもピッタリだ。介護食や離乳食にも応用できる。

 写真は、コースメニューの一品として提供された「バジルの芳香蒸留水とモッツァレラチーズのカプレーゼ」。まずは冷やしたトマトをそのままいただく。甘酸っぱくジューシーな素材も十分おいしいが、ここにモッツァレラチーズとバジルの芳香蒸留水を小さじ1杯かけてみる。見た目は変わらないが、ほのかにバジルの香りがする。口に含むと、バジルがパッと広がった。葉の食感はないから、不思議だ。

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