中森勇人
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中森勇人ジャーナリスト

1954年、神戸市生まれ。船橋市在住。大手金属メーカーで鉄道関連の開発職に携わる。その後、IT企業を経て05年よりジャーナリストとして独立。第7回ライターズネットワーク大賞受賞。著書は「辞めてはいけない」(岩波書店)、「心が折れそうなビジネスマンが読む本」(ソフトバンククリエイティブ)など多数。

怒鳴るベテラン、会話できない人…それ以上に厄介なのは?

公開日:

 倉庫内作業の派遣の場合、駅からマイクロバスで移動することが多い。車内は、肉体労働の前の何か沈んだ雰囲気が漂い、作家・西村賢太氏の芥川賞作品「苦役列車」をほうふつとさせる。

 もっとも、気軽に働けるだけに派遣にはさまざまな人が存在する。長期と呼ばれる、いわゆるプロの派遣の人たちは週5日ほど、同じ現場で勤務する。長い人で10年以上。現場の牢名主として段取りを知り尽くしていて、社員からもコウちゃんと呼ばれ、誰の指示がなくてもサクサク働く。

 むしろ、他の派遣に指示をして、まるで社員のようなデカい顔だ。

 ただ、そいつが厄介で、こういうヤカラはおおむねタチが悪い。同じ派遣のくせに仕事の要領が分からない新人を怒鳴り散らすのだ。

「何突っ立ってんだよ。ボーッとしてるんじゃねーよ! 手を動かせよ」といった感じ。それに比べ社員は優しい。

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