中森勇人
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中森勇人ジャーナリスト

1954年、神戸市生まれ。船橋市在住。大手金属メーカーで鉄道関連の開発職に携わる。その後、IT企業を経て05年よりジャーナリストとして独立。第7回ライターズネットワーク大賞受賞。著書は「辞めてはいけない」(岩波書店)、「心が折れそうなビジネスマンが読む本」(ソフトバンククリエイティブ)など多数。

日雇い派遣の落とし穴 “交通費なし”は手取りに大きく響く

公開日:

「派遣先までの交通費はバカにならない」

 先日、現場で知り合った人に聞いた話を今回が証明してくれた。

 その日はあいにく自宅近くに派遣の仕事がなく、電車で1時間半もかかる現場に行くことに。そこまでの運賃が700円。多くの派遣の場合、交通費は支給されない。

 時給が950円、8時間労働で7600円なので、往復の交通費を払っても実質手取りは6200円になるはずだった……。

 駅に着くと、派遣会社の人が声をかけてきて用意されたバスに乗り込む。バスに揺られること40分。到着したのは山奥の工事現場だった。野ざらしの現場は直射日光がモロに当たる。作業はフォークリフトが運んできた資材や荷物をひたすら降ろす、コンベヤーに乗せていくというもの。軽いものもあるが、重いのになると20キロのセメント袋などがあった。

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