佐伯チズさん<5>肩たたきで帝国ホテルの“ゴッドハンド”に

公開日:

 45歳で化粧品会社のクリスチャン・ディオールに転職。販売員の教育とそれに合わせた店舗のディレクション、新人から経験者まで教育全般、マーケティング、さらに教育マニュアルを3年で作り終え、待っていたのは「肩たたき」だった。

「最初の3年間は肘掛け椅子で朝は8時に出社、夜中は3時にタクシー帰宅。モーレツに働いて、マニュアルを作り終えたと思ったら、フレグランスアンバサダーという香水の販売促進担当とは名ばかりの窓もない部屋で“窓際族”になりました。肘掛け椅子は普通の椅子に替わり、500人弱いた部下は一気にゼロ。外資は日本企業と異なり、任務を終えた人材に対してとてもドライです。私も休みを返上し、神経をすり減らしてまでやらなくてもよかったのかもしれませんが、性分といいますか、ダラダラやることができなかった。でも、亡くなった主人と定年まで働くと約束していましたから、途中で会社を辞めるわけにはいかない。たまたま帝国ホテルにメークとエステの直営サロンがオープンするということになり、53歳の時にそこへ配属を願い出ました」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    肺病の赤ん坊に客が1stクラスを 母親の感謝投稿に圧倒共感

  2. 2

    熱愛ゼロの草食ぶり…新垣結衣は私生活でも獣になれない?

  3. 3

    志村けんの「酒・カネ・オンナ」68歳の優雅な独身貴族生活

  4. 4

    “質問無視”連発の河野外相 政治資金で「外食三昧」の日々

  5. 5

    セクゾ松島もパニック障害…ジャニーズで病欠が相次ぐワケ

  6. 6

    キンプリ早くも「嫌いなジャニーズ」に…なぜアンチ多い?

  7. 7

    実力は和牛でも…霜降り明星「M-1優勝」のメンタルを分析

  8. 8

    事件、退所、病気…ジャニーズ内の光と影が鮮明だった一年

  9. 9

    賀来賢人「今日から俺は」が日テレドラマのトップ走るワケ

  10. 10

    13勝左腕ガルシアと破談…怒り心頭の中日が疑う“巨人の影”

もっと見る