加藤圭さん<2>女流棋士を目指しつつ学童の契約社員に応募

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 2016年3月に川村学園女子大学大学院を修了。その後は、10~11月に行われる臨床心理士試験を受けるつもりだったが、気持ちは将棋に傾いていった。

「実は、大学院1年の3月にアマ女王戦に出るまでは、大会どころか人と対局したこともなくて。でも対局の楽しさに目覚めて、9月に女流アマ名人戦に出場したら、3位になったんです。大会関係者の方々は『あれは誰?』と驚いたそうですが、私の方がビックリ。それから人と指すのが楽しくなり、もっと強くなりたくて、初めて将棋教室に通い始めました」

 同じ振り飛車党の加瀬純一七段の門を叩いた。将棋教室では、自分より将棋歴の長い子供や、長く将棋を趣味にしてきたアマチュアのベテランに交じって学んだ。そんな仲間たちから、プロ入りを勧められたという。

「『先生もプロになれるんじゃないか、って言ってたよ』という話を聞いて、女流棋士を強く意識するようになりました。大学院修了後は、真剣に悩みましたね。当時の日本将棋連盟の規定だと、プロになるには25歳までに研修会(プロを目指す人たちの勉強会)に入らなければいけませんでした。私は24歳で、ギリギリだったんです」

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