池田保行
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池田保行

メンズファッション誌を中心に、ビジネススーツなどメンズスタイルについて執筆するファッションエディター&ライター。

コーディネートの範囲が狭い…ねずみ色のスーツから脱却を

公開日: 更新日:

 電車内や街中はもちろん、オフィスを見回せば、どんよりしたねずみ色のスーツを着ているサラリーマンの何と多いことか。色味のないグレーのスーツはまるで中年男性のユニホームのようで、大勢に紛れて目立たず働くための「迷彩服」のようだ。これでは仕事も楽しくないだろう。

 グローバルなスーツの基本色はネイビーだ。深いミッドナイトネイビーから、明るいブルーまでトーンによっても印象はさまざま。濃色なら威厳と貫禄に加えフォーマルな印象を漂わせ、明色ならば明るく快活でフットワークの軽いビジネスパーソンを演出できる。白いワイシャツをあわせれば清潔感を強調できるし、色柄のワイシャツで個性を発揮するのもいい。足元が黒靴なら紳士的な英国調に装えるし、茶靴なら軽妙なイタリア男風にも装える。

 これがグレーのスーツでは、色柄シャツはちぐはぐな印象を与えかねないし、足元は黒靴以外は許されない。コーディネートの自由度を狭めてしまううえに、仕上がりが冴えないようでは男の仕事着に夢も希望もない。新進のIT&ベンチャー企業がスーツを排し、オフィスカジュアルを推奨する理由がよくわかる。

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