松尾雄治さん<4>日本選手権優勝後“東大組”の態度が一変

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 1976年に新日鉄釜石入社後、松尾さんは8度の日本選手権優勝(77年、79~85年の7連覇)を果たす。その入社1年目の出来事だ。

「入社直後、ボクは会社で同期の東大卒業組から報告書の書き方を教えてもらったと言いましたよね。彼らに例文を作ってもらって、それを平仮名で写し直して必死に清書したと。そのころ、本当に漢字が書けなかったんだから彼らにゲラゲラ笑われても仕方がない。

 でもね、入社1年目の正月、釜石が日本選手権に勝ったことで、ボクに対する彼らの態度は一変したんです。それまでは、彼らはボクのことを“オイ、松尾~”って平気で呼び捨てにしてたのに、今度は全員が“松尾クン”って。いきなりクン付けですよ、ハハハ。やっぱり、日本一になると違うなって思いましたね」

 ラグビー部の松尾さんは、東大卒の面々と同じ勤務体系で、同じ仕事をする――。それが同社のルールだった。当時の初任給は「16万円くらい」。手取りで12万~13万円だが、「お酒は飲まないし、仕事の後は練習」で、正直、使うヒマがなかったらしい。

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