小西美穂
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小西美穂キャスター

1969年、兵庫県生まれ。92年、関西学院大文学部を卒業し読売テレビ入社。01年からロンドン特派員となり、06年に日本テレビ入社。報道キャスターとして討論番組の司会を数多く務める。現在、夕方の「news every.」キャスター。著書に「3秒で心をつかみ 10分で信頼させる 聞き方・話し方」「小西美穂の七転び八起き」がある。

<18>嫌気がさすような状況でも腐らずに希望を言い続ける

公開日: 更新日:

 希望と違う仕事をやらなければならなくなったとき、モチベーションを維持するのは難しいですよね? すぐに転職を考える人もいるかもしれません。でも、そこは踏ん張りどころ。決して腐らずに、きちんと希望を言い続けることが大切だと思うのです。

 ロンドン特派員になった頃の私は、「国際情勢を左右するようなビッグニュースを最前線から伝えたい」と意気込んでいました。しかし現実は違って、その役回りはなかなか巡ってきません。それは単純に「順番」の問題でした。同じエリアをカバーする特派員7人は優秀で、ベテランぞろい。私は特派員1年生で、32歳と最も若かった。重大ニュースが起きたとき、本社から指名される順番は当然、最後です。運良く出番が回ってきても、1番手や2番手の記者が徹底的に取材をした後という状況でした。

 象徴的だったのは、2001年9月、赴任1カ月後に発生した米同時多発テロのときです。ほかの特派員が忙しそうに現地に向かう中、私ひとりがロンドンに残りました。「お留守番」をしているような、なんとも寂しい気持ちになったのを覚えています。そのうち支局長が休息のためにワシントンから戻ってきましたが、バトンタッチの指示を受けたのも私ではありませんでした。

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