うまくいった未来をイメージし先取りして前祝いする予祝
「うまくいったときをイメージして、先に喜び、前祝いすること。昔の日本人は、これを予祝と呼んでいたそうです」
居酒屋「てっぺん」を手掛けた実業家であり、講演家でもある大嶋啓介さん。現在、全国に「予祝(よしゅく)」を広めようと、「全国予祝キャラバンツアー」を開催している。
予祝の起源には諸説あるが、春の花見も、地域によっては、秋の豊作を願い、かなったかのように前祝いする意味があったという。
大嶋さんが「予祝」の力を再発見したのは、友人である作家のひすいこたろうさんから話を聞いた時のことだった。
ひすいさんは、伊勢神宮で「日本古来の夢のかなえ方」を聞く。
それは、「人が今日一日を喜びとともに生きること」。それが神様の意にかなうことであり、夢をかなえる最高の方法だという。大嶋さんはピンときた。