棋士・木村一基王位「中高年の星」が明かす限界突破の手筋

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  ――40歳のときに「このままじゃいけない」と一念発起されたのも、加齢が原因ですか。

 そうですね。研究時間を増やし、AIを使ったソフトを本腰を入れて研究に取り入れたりしました。若い頃のようにはいかなくても、技術や知識、経験を生かし、年を重ねたからこそできる戦い方もあるのではないかと思いまして。それでも棋士の序列を決める順位戦でB級1組に降級したり、まさに下り坂を実感することが続き、そうは好転しませんでした。

  ――第57期王位戦(2016年)では、3勝2敗とタイトル奪取まであと1勝に迫りながら、連敗し涙を流しましたね。

 それこそ年齢的にも、もうないだろうと思って臨んだシリーズでしたから。しばらく落ち込んで、思い詰めました。力が至らなかった、といえばそれまでですけど、一時は駒に触れるのもつらかった。中学生の長女から、「タイトル戦で負けたときは、お母さん泣いていたんだよ」と聞かされ、ああ、家族にも心配をかけていたんだなあって、つくづく思い知らされました。

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