【長芋とアボカドとねぎとろの三色ユッケ】洋風ばくだん
魚料理もつ鍋 山咲き(千葉・市川)
桃、白、緑の3層に海苔の黒、卵黄がのっかるさまはケーキ。もったいないが、タレをかけて壊す。混ぜる。別添えの黒々とした海苔に具をのせる。ちょっとしたイベントだ。口に運ぶと、シャリシャリ、パリパリ、いろいろな食感が楽しい。
「有明の海苔を使っています。お客さんに築地の海苔問屋さんがいて、大将、海苔何を使っているの。海苔は大事だよと言われ、変えてみたら全然違いました。海苔を変えてからおにぎりもおいしいと言われるようになったんです」
東京湾に面する市川ではそもそも海苔は地のもの。それではねぎとろもこだわらなきゃだめか。
「スーパーで売っているねぎとろでいけますよ」
寿司屋のばくだんのかやく(具材)は一般的にねぎとろ、長芋、納豆だが、納豆の代わりにアボカドにしたことで白ワインもいける。冷酒なら三重の而今がおすすめだとか。ぜひ、ちょっと奮発した海苔で巻いてみてほしい。
《材料》(4人前)
・長芋 100グラム
・アボカド 半分
・ねぎとろ 90~100グラム
・卵黄 1個
・海苔 1枚
<たれ>
・お酒 90グラム
・みりん 90グラム
・醤油 90グラム
・砂糖 20グラム
・ごま油 適量
《作り方》
(1)酒とみりんは、煮切ってアルコールを飛ばす。
(2)煮切り終わったら醤油と砂糖をいれて、ごま油を適量いれて冷ます。
(3)アボカドは半分にして。手で皮をむき、粗みじんにする。食感を残すためだ。長芋も粗みじんにする。
(4)アボカド、長芋、ねぎとろの順番に皿の上のケーキ型にいれていき成型する。ケーキ型は100円ショップで売っているようなもので十分。
(5)卵黄をのせる。
(6)型を抜けば出来上がり。
(7)1枚を4等分した海苔にかやくをのせて食べる。