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牧野伊三夫画家

1964年生まれ。画家。美術同人誌「四月と十月」同人。著書に「かぼちゃを塩で煮る」(幻冬舎)、「僕は、太陽をのむ」(港の人)ほか。北九州市情報誌「雲のうえ」、飛騨産業広報誌「飛騨」編集委員。

燗酒と玉葱の酢漬け その禁欲的なたたずまいにそそられる

公開日: 更新日:
画・牧野伊三夫

 最近、僕が酒がうまそうだと思う景色は、いずれもどこか貧しく、質素なものであるということに気がついた。それは、たとえば安酒場に入った時に誰かがひとり静かに豆腐を肴に飲んでいる景色であったり、キリストが最後の晩餐の時に何人もの弟子たちとブドウ酒と一片のパンを食している場面だったりす… 

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