マスク着用を糾弾される!米国では「感染者がつけるもの」
ところ変われば――。
日本では外出時のマスク着用はいまや普通の光景だが、マスク着用によって他人から糾弾される土地もある。
写真(ツイッターから)は米ニューヨーク市の地下鉄のホーム。マスクをしたアジア系のカップルが地下鉄の車両から降りるとすぐ、ホームにいたパーカを着た背の高い男に暴言を吐かれた。
「俺を殺したいのか。マジで殺したいんだろう」
どういうことなのか。日本を含めたアジア諸国ではマスクを感染防止目的で着用するが、米国では感染者がつけるものとの考えが一般的だ。3月12日付の「タイム」誌も、「米国では健常者のマスクは推奨されない。WHO(世界保健機関)のガイドラインでも、マスクは患者が着用するもの」と記されている。つまり米国ではマスク着用は「私は感染者です」という意味に受け取られるということだ。
渡米される方はくれぐれもお気をつけください!