石塚集
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石塚集

医学系編集プロダクション経営。医学ライター。東洋美術学校・ユーザーエクスペリエンス(UX)担当講師。テクノロジー系勉強会・湯川塾事務局。「AI新聞」副編集長。新宿・歌舞伎町でバーテンダーもしている。

コロナ禍こそECビジネス 服好きでショップ立ち上げ支援も

公開日: 更新日:

 今回はインターネット上で商品を販売する「ECサイト」を手掛ける三田村妙子さん(年齢非公開)を紹介しよう。

 新型コロナの影響による巣ごもり生活で、高年齢層も含むECサイトの利用が増えている。

 今後、在宅勤務が定着すれば、さらにインターネットビジネスにチャンスが広がりそうだ。

 三田村さんは、現・GMOメイクショップ社の立ち上げに参画、マーケティング・営業・広報などPRプランニングを担当した。現在はウェブ系システム開発会社であるUNCLACK株式会社の代表取締役だ。

「個人がECで勝負するには自分が熱量を持てるものを見つけるのが大切です。私が好きなものはファッションで、その中でもコーディネートに自分なりの考えを持っています。たとえば『シャツ、ワンピース、ジャケット』と『シルエット、カラー、抜け感』の組み合わせで、キャリア感を演出することができます。抜け感とは、肩の力を抜いたようなリラックス感、大人の余裕って感じです。会社員になりたての頃、女性向けのコーディネートはゆるふわ系がはやっていて、男性のスーツに匹敵するようなフォーマル感を出すにはコツが必要でした。そこからコーディネートをさらに研究するようになったのです。コツをつかめば中身だけでなく、見た目でも勝負できるようになりますので」

 三田村さんは自身のコーディネートの提案をブログメディア「UNCLACK」で発信。ピンクを使ったモード系、デニム・オン・デニム、モノトーン、レトロクラッシーなど、さまざまなコーディネートを参考にできる。また服の販売サイトも立ち上げ、ブランドからではなくコーディネートから服選びができる提案もしている。その名も「COORDINATESHOP」だ。

「ユニクロやGUなどシンプルで機能性を売りにしたファストファッション・メーカーが日本で定着しましたが、英国にもとても多くのファストファッションがあり、今まではそういったメーカーを日本で提案してきました。今後は私自身がコーディネートを軸に置いたオリジナル商品も作っていきたいと思っています」

 一方で三田村さんは副業を始めたい人にECの立ち上げ方を教えている。

「毎日考えたり触ったりしちゃうものは何か。実はすでにSNSでそのことを投稿していたりするのです。それが好きなコトやモノの場合が多いです。好きという思いは周りに伝わり、その人から買ってみようという購買意欲にもつながります。モノやサービスを買っているというより、その人の世界観や体験を疑似するコトを買っているのです。最近やった<3時間でECサイトを立ち上げる>講座に来て下さった方で、オリーブオイル・ソムリエの方がいました。オリーブオイルへの熱量と、ソムリエとしての表現力が相まって、表現豊かなとてもよいサイトができました。1本5000~1万円くらいする高級オイルですが、オリーブオイルの魅力と紹介している人の人柄が相まって人気が出るだろうとみています。熱量があって、好きだから始めたことをビジネスとして展開していけるのはECならではだと思います」

 最後に収入を聞いた。

「ECサイトのことを教えるのは企業から頼まれる場合もありますし、スキルシェアサービスなどから依頼を受ける場合もあります。企業案件の場合には1回の講義で10万円を超える場合もありますが、スキルシェアサービスの場合は参加費を3000~6000円くらいに設定して、手数料を引いた分が収入になります。教える仕事だけで同世代の会社員程度の収入になる月もあります」

 コロナ禍の今こそ、「好き」をECで始めるチャンスだ。 

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