猪羽恵一
著者のコラム一覧
猪羽恵一本郷美術骨董館 副代表

本郷美術骨董館・副代表。国内外の美術品・骨董品を取り扱う業界の最大手。全国各地で鑑定会を行っている。専門分野は絵画。

【買い取り店興亡史】この業界に押し寄せた中国バブル

公開日: 更新日:

 リーマン・ショックの後遺症が残る中、2011年には東日本大震災が起きた。しかし、買い取り業者はずっと上り調子だった。宝石店も金とダイヤの価格上昇で業績を伸ばし、リサイクル業者もジャンルを増やしながら、意外な物が高値になることもあった。さまざまな物の価格が予想以上に上がる時代だった。

 その原動力が中国の富裕層だった。彼らが上昇気流を巻き起こした。数百万円で取引されていた斉白石の掛け軸はあっという間に数千万円を超えるようになったものだ。

 美術品に限らず、ブランド品もピアノも何もかも中国人の買いが強かった。中国美術品は業界において羨望の的でもあった。「売れそうな中国物あったら連絡しますよ」とブランド買い取り業者にも言われたが、「どうやって売れそうかどうかを判断したらいいだろう?」と思いつつ、連絡が来るのを待ったことなどを思い出す。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    引退も覚悟? 小倉優香ラジオ降板テロの裏に年収1億円彼氏

  2. 2

    軽率さ変わらぬ石田純一 東尾理子に見放され離婚へ一直線

  3. 3

    昭恵夫人 居酒屋は小池号令厳守も“闇紳士”逮捕で疑惑再燃

  4. 4

    上沼恵美子「降板の全真相」現場は“辞めたる”を待っていた

  5. 5

    これはやりすぎ…夫の浮気現場でCA妻が取った驚きの行動

  6. 6

    台紙の上部には見えないのに下部にだけ広がる「斜線」の謎

  7. 7

    夫の定年後に妻の外出が増加 交際費と被服費が家計を圧迫

  8. 8

    海老蔵「ひどくないですか」コロナ補償直訴で松竹と確執か

  9. 9

    吉村知事の危うい“人体実験” うがい薬騒動に専門家も警鐘

  10. 10

    刑務官が巡回中に倒れ…自由になった受刑者が取った行動は

もっと見る