「魚イス」と「タトゥー」を巡る奇妙で心温まるストーリー
魚をモチーフにした「イス」と「タトゥー」を巡って起きた一連の出来事が「ささやかな奇跡」と話題になっている。
米CBSテレビ(9月18日付電子版)などによると、フェイスブックの「シェアする必要がある奇妙な中古品」というグループに9月初め、メンバーでメリーランド州ボルチモアに住むテア・レナさんという女性が1枚の写真を投稿した。
背もたれに木彫りの魚を2尾あしらったパステルカラーのイスの写真。
地元の中古品店「セカンド・チャンス」に照明器具を買いに行った時に見つけたそうで、価格は699ドル(約7万3500円)。テアさんは購入せず、店頭で撮影した写真を投稿したのだ。
この写真を見て、ビックリ仰天したのが、同じくメンバーでニューヨーク州シラキュースに住む自動車修理工の女性、エミリー・デルファベロさんだ。彼女は、ふくらはぎにこの「魚イス」のタトゥーを入れているからだ。
エミリーさんは「魚イス」を持っていないどころか、実物を見たこともないというから驚きだ。子どもの頃、人形とドールハウスの専門店のショーウインドーに飾ってあった魚イスのミニチュアを見ただけという。