リモートワークの必需品「会議システム」活用術と注意点
コロナでリモートワークが主流になり、楽になったと喜んでいる場合ではありません。おじさんたちは悪戦苦闘しています。
会社員の菅原郁夫さん(仮名・66歳、総務部勤務)は、「娘に聞いてオンライン会議システムのZoomやWebex Meetings、Webex Teams、Microsoft Teams、moreNOTEなど全部、網羅して、なんとか株主総会をこなした。年齢を理由に解雇されないよう頑張ったよ」と自慢しています。でも、実は同居の娘に嫌がられながらもしつこく質問して、必死だったと言います。
会議や株主総会はZoomを使ってWebで実施している会社が多いようです。Webexもほぼ同じ使い方です。パソコンさえあれば事前にZoomなどのアプリをインストールしておけば、相手から自分のメールに送信されたリンク先(招待状)をクリックすると入室できます。「参加」を押すと、カメラの画面が出てきて話すことができます。
注意点は登録する名前です。「取締役会に参加するのに、娘が使っているZoomを使わせてもらったところ、事前に登録した娘の名前と娘の写真が常に出ていて顰蹙を買った」と菅原さんが振り返ります。Facebookで登録などを押すと、その写真などで登録されます。「参加」をクリックすると自分の顔が出ますが、消すと登録名前&写真が出ます。