ナイナイ岡村は10年来のメシ友と「男50歳」初婚再婚の条件

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 ナインティナイン岡村隆史が一般女性と結婚したのは50歳で、妻の希望で誕生日から3カ月後の10月10日に入籍している。実は50歳という節目の年齢は、独り身の男がだれかと一緒に暮らそうとするならチャンスだという。

  ◇  ◇  ◇

 岡村が妻となる女性と知り合ったのは10年前。当時20代で、たまに会って食事などをする友人のひとりに過ぎなかった。告白することなく10年もの時間が過ぎれば、“メシ友”のままでよさそうなものだ。それが、ここ半年で急接近。独身男は決心する。ドライブして駐車場に着き、「こんなところでごめんなさい。結婚してください」とプロポーズしたという。

 初めてのことだけに緊張と動揺がアリアリと感じられるシチュエーションだが、逆にそれが五十路男の“決意”をにじませている。報じられている通り、岡村は4月末に風俗嬢失言で大ブーイングを受ける。その渦中で彼女に叱られつつも、支えられたことで、彼女への思いを募らせていく。彼女のサポートでピンチを乗り越えると、心の中で生涯寄り添う人と腹を固め、突然のプロポーズに結びついたようだ。

 50歳の決意は、周りで結婚が相次ぐ20歳や30歳の気持ちとは違う。それが岡村の心の動きで分かるだろう。では、なぜ50歳は結婚したり再婚したりするタイミングとしてはチャンスなのか。男女問題研究家の山崎世美子氏が言う。

「若いときは、男女とも恋心とルックスを重視します。さらに男性なら性欲、女性ならステータスも重要な要素です。それらが自分なりの基準を上回っていれば結婚に向かう可能性が高い。それが50歳になると、結婚に求める基準が生活に変わります。もちろん好きだから一緒にいるのですが、一緒に生活したいと思えなければ、50歳は結婚しません。50歳はいろいろな経験を積み、生活以外に求めるハードルが低くなるので、意外と結婚しやすいのです」

 昨年、世間を驚かせたのが、女優・菊池桃子(52)の再婚で、新しいパートナーは、経産省のエリート官僚の新原浩朗経済産業政策局長(61)だった。出会いは新原氏が50代半ばで、結婚が明らかになると、「妻が『私と一緒に生活したい』と言ってくれました」とノロケていた。50代以上が結婚に求めるのは、やっぱり生活の一致だ。

■60歳までの10年間は相手を見つけるチャンス

 岡村も新原氏も、人気芸人とエリート官僚というステータスの良さはあるにせよ、特別ルックスがいいわけではない。ぶっちゃけ人並みだ。ルックスの良し悪しは、50代の結婚の条件にならないことをある意味、裏付けている。しかも山崎氏いわく、「相手がいない男性にとって50歳からの10年間はまぎれもなく、結婚のチャンスです」。ならば、50代で結婚できる男とできない男は、何が違うのか。山崎氏に聞いた。

■年収は1000万円より600万円

 金額だけ見れば、年収600万円より年収1000万円の方が魅力だ。しかし、状況によっては年収600万円の男性が選ばれるという。

「収入の安定性が重要なのです。たとえば、外資系企業は総じて高収入のイメージがあるし、不動産関係の営業マンも成約率が高ければそうでしょう。しかし、どちらも数字を残せなければ、クビになるリスクが高い。クビにならなくても、収入は大幅に目減りします。ですから、50歳の男性の場合、不安定な年収1000万円より、安定収入の600万円が選ばれることが往々にしてあるのです」

 総務省の「全国消費実態調査」(2014年)によると、50代の世帯別1カ月の支出額は、共働き夫婦が47万円、専業主婦が45万円で、40万~50万円。年収は500万~600万円がベースになる。

 山崎氏が600万円の安定収入を目安とする根拠はそこだが、男性ひとりで家計を支えるのではなく、「夫婦で生活費を賄うなら、安定年収が400万円でも十分女性から見て結婚対象になります。女性に2人で生活を支えるという決意がありますから」という。

女遊びは卒業している

 岡村は、自称風俗オタク。独身なら風俗で豪遊するのは問題ないが、結婚するとそうもいかないだろう。

「50歳は、女遊びを続けるか、落ち着いて引退するかの分岐点です。どちらを選ぶかは男性の自由でも、一緒に生活したいと思う女性が現れたら、引退して、落ち着くべきでしょう。交際中に女の影がバレたら捨てられるだけですが、結婚後だと修羅場になります。女性もそれなりに人生経験を重ね、夫の不貞で慰謝料を取れることを把握していますから。女遊びのエネルギーは、釣りやゴルフなど趣味に振り向けることです。若いころと違って、大人の女性は趣味の違いは許容してくれます。趣味が違っても大丈夫です」
 

親と同居は減点材料 初婚もバツも関係なし

 50歳は、男も女もまだまだ元気。定年までの時間を2人で楽しむことができるだろう。

「夜の営みもギリギリ保てるはずです。そうすると、親との同居は減点材料。何より男性の親は70代後半から80代でしょうから、介護が視野に入ってきます。いきなり介護に直面することも、女性は敬遠するので、別居がベターです」

 菊池桃子のハートをつかんだ新原氏は初婚。ある程度の年齢になると、初婚は気持ち悪がられることもあるが、それほど気にならないそうだ。

「初婚の50代男性は、それまでずっと家事を一人でこなしていますから、料理上手だし、掃除や洗濯も率先してやります。離婚経験のある人もそうです。一方、妻がいる50代は、その人のやる気によって家事力が左右されます。ですから、家事力という点で見ると、初婚でもバツありでも、女性は気にしません。男性が家事の大変さを知っているから、女性にやってもらうと素直に感謝するので、いざ生活をすると大抵好印象です」

 男性の家事力の点でも親との同居は嫌われるという。

「中高年になってなお、親にご飯を作ってもらっているようなマザコン男性は論外です」

 こうして見ると、50男が結婚・再婚する条件は意外と低そうだ。女遊びをやめられない人はともかく、ハードルらしいハードルは親との同居くらいだろう。それなら、一緒にいたいと思える女性に出会ったら、岡村のように腹をくくって、なりふり構わず気持ちを告げることだ。

「岡村さんと女性が10年間もメシ友でいられたのは、互いの好みや距離感がちょうど良かったのだと思います。50歳で結婚するのは、そういう相手です。たとえば、食事の用意が面倒なとき、『あの店でギョーザとビールで済まそうか』と提案したら、2人で『いいね』と言い合える関係。そこで見えを張ったり、いちいち議論したりする関係だと、50歳の結婚・再婚は成立しません。男性に必要なのは、カッコつけたりエゴを出したりせずに女性を受け入れる成熟度合いです」

 50歳で未婚の生涯独身率は男性が24%。少なくない数字だが、一歩踏み出せばチャンスはありそうだ。 

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