都「5月中旬には1日4000人」試算…まん延防止適用でGW消滅
東京都の7日の新型コロナ新規感染者は555人。2月6日以来の500人超えだ。小池知事は厳しい表情で「政府への要請の準備に入る段階にあると考えている」と話し、「まん延防止等重点措置」について、8日の都のモニタリング会議終了後、政府に適用の要請をしたことを発表した(同日の新規感染者数は545人)。
まん延防止措置が初適用された大阪市などは来月5日までが期間だ。東京にも適用となると、その範囲が23区内なのか、もっと広域なのか分からないが、いずれにしても期間は大阪市と同様か、長くなるのは確実で、ゴールデンウイーク(GW)が含まれることになる。
先月21日、首都圏の緊急事態宣言が解除されてからまだ3週間も経っていないが、もう次の手が急がれるのか、といえば、それは大阪府のケースが分かりやすい。
宣言解除の2月28日の新規感染者を1(7日間平均・以下同)とし、その後の経過を見ると、3週間後に1.5倍、4週間後は3.3倍、5週と3日後の7日は8.2倍にまで猛拡大している。