立岩陽一郎
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立岩陽一郎ジャーナリスト

ジャーナリスト。1967年生まれ。91年、一橋大学卒業後、NHK入局。テヘラン特派員、社会部記者、国際放送局デスクなどを経て、2016年12月に退職。現在は調査報道を専門とする認定NPO運営「INFACT」編集長。毎日放送「よんチャンTV」、フジテレビ「めざまし8」出演中。

「自衛隊の衛生部隊はコロナについては全く役に立たない」

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「人流を止める」。3度目の緊急事態宣言の合言葉だという。そのあおりを多くの人が受けている。それを最初に言い出した大阪府の吉村知事と話す機会があった。

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「まん延防止等重点措置に期待をしていたようだが、それは機能しなかったという理解か?」

 そう問うと、変異株を原因としつつ、機能しなかった事実を認めた。そうであれば、この通称「マンボウ」は使用禁止とすべきだ。この制度的な整合性も機能もない条文が、「人流を止める」を生んだわけだ。

 例えるなら「茹でガエル」の話がそれに近い。緊急事態とは熱湯だ。そこにカエルが投げ込まれれば跳び上がって避難する。しかしカエルのいる水の温度を徐々に上げるとカエルはそのまま動くことなく……という話だ。その茹でガエルに自ら飛び出させるため更に厳しい措置が必要ということだ。そう、私たちは今、茹でガエルというわけだ。

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