番外編<8>過去の掲載店から厳選「珠玉のテイクアウト」3店

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大衆酒場 BEETLE 五反田店

 緊急事態宣言は期限の20日で解除し、21日からはまん延防止等重点措置に移行へ――。菅政権はそんな算段らしい。暑さも手伝って、正直、自粛はうんざり。もうひと踏ん張りの厳選テークアウトを紹介しよう。

■特大ハムカツで酒も飯も

 ユサワフードシステム社長の湯澤剛氏は、36歳で父の急逝を受けて、キリンビールを脱サラ。40億円の借金と一緒に倒産寸前だった家業の居酒屋を継いだ。それから16年で借金を完済し、人気居酒屋として再生させた。そんな居酒屋を知り尽くす男がプッシュしたのが、この店だった。

「40代後半の団塊ジュニアが普段使いできるのはどんな店か。そこを徹底的に考え抜いて、メニューをはじめ店が構成されているんです。その団塊ジュニアはおいしいものを食べなれているから、ストレートに味で勝負しても受けません。たとえばパクチーボンバーは、はやりのパクチーサラダで、オシャレに盛りつけたら通常のタイ料理。それをどっさり盛って大衆居酒屋風に仕上げます。ハムカツは、インスタ映えする超厚切り。ビールは大瓶のほかに、日替わりのクラフトビールをそろえているのは、そんな意識の表れでしょう」

 そんなネオ大衆居酒屋は各地に類似店ができているが、このレベルの高さはマネできない。メニューはほとんどがワンコインでおつりがくる。コスパ最高の店は、ハムカツやアジフライ、もつ煮込みなどの弁当がテークアウト可能。店から半径2キロ以内はデリバリーもOKだ(1000円以上からで、手数料は会計の10%)。特大ハムカツなら、酒のツマミにも飯のおかずでも大喜びだ。

(住)東京都品川区東五反田1―23―7 メリス五反田ビル1階
(℡)03・6721・9211

発酵居酒屋5

■特大発酵唐揚げは通常の3倍!腹から元気に

 シンプルな料理で勝負するのは、ここもそう。「食で未来をつくる。」を使命としてグループ合計450店舗を運営するGYRO社長の花光雅丸氏の推薦だ。

「店名の通り、発酵をテーマにした居酒屋さんです。お通しから肉や魚のメイン料理、サラダ、デザートに至るまで多くの料理に発酵の知恵が生かされています。その中で人気メニューが、唐揚げ(店内は3個1100円)です」

 店でいただくと、ナイフとフォークが添えられて登場する。通常の2つか3つ分の大きさが1つになっているから、ナイフで適当な大きさに切って口に運ぶと、サクサクの衣がはじけて、肉汁がジュワッと広がる。このインパクトがスゴイ。

「鶏肉は、塩麹のタレで発酵させ、熟成させているのです。あのジューシーさは、発酵パワーのたまものといえます」

 店の入り口には樽があり、透明なフタの上には「発酵中」の看板が。麹が発酵しているのだ。発酵への熱意が見て取れるだろう。テークアウトでは、発酵唐揚げ明太子海苔弁当のほか、参鶏湯やスープカレーなどもある。発酵パワーで腹から元気になろう。

(住)東京都港区南青山3―18―3 増田屋古道B1
(℡)03・5413・8701

BISTRO CarneSio

■A5和牛 素材を生かし塩かワサビで

「サカナバル」が人気の「アイロム」社長・森山佳和氏は、恵比寿のステーキ店をプッシュ。六本木などにある有名店よりウマいという。

「この店の社長は、焼き肉店やイタリアンの経験があり、肉の扱いがとても上手。見た目は、ステーキなんですが、口に運ぶと和のテイストを感じます。ワサビ醤油や塩などシンプルな味で提供するから、素材の良さがダイレクトに伝わり、ほのかに和を感じるのでしょう」

 人気は、日替わりのA5和牛の炭火焼きで、100グラム2000円ほど。イタリア語で「カルネ」は肉で、「ジーオ」は塩をイタリア語風に読ませたもの。部位ごとにオススメの食べ方は異なるが、やっぱり塩がメインになる。

 テークアウトで楽しむなら、炭火焼きに野菜のグリルやマッシュポテトを添えたり、前菜の盛り合わせをプラスしたりするといいだろう。自宅で調理できる特製モツ鍋も人気だ。

 前菜は単品で頼むこともできるので、それぞれの好みに合わせてチョイスしてもいい。自粛中でも、肉祭りが華やぐこと請け合いだ。

(住)東京都渋谷区恵比寿西1―1―3 第一ビルB1
(℡)050・3184・2651

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