ライフイベントが多い「30代での貯蓄額」は人生を左右する

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 30代は何かとお金が必要になる世代だ。結婚、出産、住宅購入などライフイベントは目白押し。また、キャリアアップのための自己投資なども必要だ。

 ところが、30代で貯蓄がない世帯の割合は、単身世帯で約37%、2人以上の世帯で約16%(いずれも金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査(令和元年)」から)となっている。

 貯蓄のある30代世帯の割合が多いとはいえ、貯蓄がない世帯が2~3割もあることは問題だ。

 給料から天引きされる社会保障費は年々上がっていく。将来受け取る年金は減額される。若いうちから貯蓄をしていかないと、将来の生活がますます苦しくなる。

 野田彰幸氏(45)は、神奈川県在住の会社員で、独身。貯蓄額は200万円に満たない。


「大学卒業時は、就職氷河期の時代。アルバイトや派遣社員で生計を立てていましたが、貯蓄どころではなかったです。38歳の時に現在の会社に正社員として採用されましたが、その時点で預金は30万円くらいでした。今の年収は400万円程度で、以前と比べて生活は楽になりましたが、もちろん節約生活。それでも、なかなか貯蓄ができません。将来が不安です」

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