片山さつき氏が二階派“離脱”めぐり泥仕合…「清和会」入りを誘ったのは安倍元首相だった

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「言った」「言わない」の泥仕合となっている自民党片山さつき元地方創生担当相の二階派“離脱”騒動。二階派が21日、片山氏に対し、派閥会合の連続欠席などを理由に、事実上の除名である「退会勧告」を突き付けると、片山氏は翌22日、記者会見を開いて反論。「昨年12月に二階会長に退会の意向を伝えた」とブチ切れた。これに対し、二階派は同日、幹部4人の連名で「事実無根だ」と否定コメント。二階派幹部が「(片山氏は)政治行動が自分勝手すぎる」と批判すれば、片山氏は「人権侵害の嫌がらせ」と言い放つなど、異例の事態となった。

 激しいバトル以上に気になるのは、片山氏が会見で、来月13日の自民党大会で他派閥への所属など今後の対応を明らかにする考えを示したこと。自民党内では「清和会(安倍派)へ行くんだろう」と囁かれている。

「片山氏は今夏の参院選で改選。比例で公認となっているものの、二階派では引退した河村建夫元官房長官の長男も比例で出馬するため、『二階派では自分を全力で支援してもらえない』と不満を抱えていた。ちょうど参院東京選挙区で安倍派所属の中川雅治元環境相が引退するので、その後継になるため安倍派に移りたいようだ」(自民党関係者)

総裁選で高市早苗氏支援のバーター

 ところが、である。猪突猛進の片山氏のこと、安倍派に“押し掛け入会”を画策しているのかと思いきや、「安倍元首相の方から『うちに来たら』と誘った」と、安倍派関係者が言うから仰天だ。

「派閥所属議員が安倍氏に尋ねたところ、『自分が片山氏に派閥入りを約束した』と白状したそうです。昨秋の自民党総裁選時、安倍氏が片山氏に『高市氏を支援してくれたら、清和会に入れてあげてもいいよ』と伝え、片山氏はその通りに動いた。つまり、清和会入りは総裁選とのバーター条件だった。安倍氏は片山氏を党大会までに入会させるつもりのようです。下手すれば、懸案の高市政調会長も抱き合わせで入会させようとするのではないか、という観測まで出ています」

 二階派「除名」でケチがついたが、安倍派はスンナリ片山氏を受け入れるのだろうか。

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