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田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

悠仁さまが間もなく「筑付高」ご入学 “周囲の失態”で波乱含みの門出

公開日: 更新日:

 悠仁さまの筑波大学付属高校への入学まで、あと数日を残すばかりとなった。だが、国内有数の名門校に進学するという晴れ舞台を前にしながらも、ここまで順風満帆にきているとは言い難い。その原因は悠仁さま本人ではなく、周囲のいくつかの失敗によるものだ。

 問題となっているのは、3月17日の出来事。お茶の水女子大学付属中学の卒業式に出席した悠仁さまは、秋篠宮ご夫妻とともに写真撮影に臨んだ。報道陣から声をかけられた悠仁さまは中学での学園生活を振り返り、「充実した3年間になった」と答えられた。

 だが、この場面がマスコミで大きく取り上げられることはなかった。同日、昨年12月に20歳を迎えられた愛子さまの成年会見があり、多くのメディアがこちらをメインに扱ったからだ。「かつて不登校に苦しんだ時代もあったことをまったく感じさせない自信にあふれた会見ぶりで、悠仁さまの卒業式がすっかり霞んでしまった」と宮内庁担当記者は話す。

 その1週間後、宮内庁の西村泰彦長官は記者会見で、悠仁さまの卒業式と愛子さまの成年会見が重なったことについて、同庁の調整ミスだったと認めた。

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