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田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

悠仁さまが間もなく「筑付高」ご入学 “周囲の失態”で波乱含みの門出

公開日: 更新日:

「将来、天皇即位が確実視される悠仁さまの成長を伝える場と考えていたのに、それができなかった。秋篠宮さまと紀子さまへのエクスキューズも含め、西村長官のああした発言になった。ただ、悠仁さま自身はまったく気にされていないようです」(宮内庁担当記者)

■筑波大の永田恭介学長の会見で生じた疑念

 この日程重複は宮内庁の中では大問題となっていたが、あくまでも内部的な話である。深刻度から考えると、もっと重大な懸念が浮上していた。それは2月24日に行われた筑波大の永田恭介学長の定例会見である。筑付高進学に際し、悠仁さまが活用した「提携校進学制度」についても言及。だが、その内容があまりにも中途半端で、かえって疑惑を深める結果となってしまったのだ。

 提携校進学制度は2017年に筑波大とお茶の水女子大の間で結ばれた。両校の付属校に在学する生徒は、成績や学力検査で基準に達すれば、お互いの付属校に入学できるというもの。18年度から5年間にわたって運用される時限措置だった。この制度がつくられたのは悠仁さまが中学進学を控えていた時期。悠仁さまが筑付中に入るために設けられたのではないかと見る向きが多かった。しかし、この時は見送られ、今回、高校進学の際に活用することになった。22年度は時限措置の最後の年度だった。

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