くら寿司が5皿で1回抽選の「ビッくらポン」を導入した狙い

公開日: 更新日:

 まだまだ猛威を振るう新型コロナ。飛沫(ひまつ)が飛び交う回転ずしってホントに大丈夫なの?

「抗菌寿司カバー鮮度くん」を導入しているくら寿司では、「非接触サービス」を全店で展開中だ。入店時の自動受け付けによるセルフ案内を皮切りに、皿の枚数を自動でカウントする設備、スマートフォンで注文できるシステム、セルフレジも導入している。

 実はくら寿司、こうしたことにかけては回転ずし業界で先駆的な存在なのだ。

「従来、ベルトは職人さんの周りをまわり、それを囲むカウンターが主流でしたが、直線型のベルトを採用しました。これにより大量のボックス席を確保し、客層をサラリーマンなど男性中心からファミリー中心の形に変えました。また厨房と客席を分けることで衛生面も改善。今では大手はほとんどがこの形になっていると思います。また、2002年に『タッチで注文』という方式を導入しました。席にお寿司が近づくと、『まもなく届きます』とアナウンスが入る送達システムまで開発しました」(広報担当者)

 回収口に皿を5枚入れると抽選できる「ビッくらポン」もファミリー層に受けている。4皿食べたら、「もう1皿」と売り上げに貢献しているのでは?

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「コンプラ違反」で一発退場のTOKIO国分太一…ゾロゾロと出てくる“素行の悪さ”

  2. 2

    石田ゆり子ブームは終わらない? ベリーショートに賛否、脱「奇跡の50代」でも人気加速

  3. 3

    TOKIO国分太一「コンプラ違反」秘匿も次々に“セパ報道”で窮地に…復帰は極めて困難な道のりに

  4. 4

    作新学院・小針監督の「不適切指導」に私が思うこと 批判するのが“無難”かもしれないけれど…

  5. 5

    国分太一「すぽると!」降板は当然…“最悪だった”現場の評判

  1. 6

    巨人阿部監督 グチるくらいならいっそ「4番・坂本勇人」はどうだろう…“進退の決断”含めた4つの理由

  2. 7

    国分太一コンプラ違反で「周囲が感じていた異変」…過去にはガングロに"変身”して問題起こした有名人も

  3. 8

    田原俊彦「真ん中の足」「カッチカチ」下ネタ連発で退場危機…フジ問題でも“おまいう発言”で大ヒンシュク

  4. 9

    フジ再激震! オンカジ逮捕「ぽかぽか」演出担当社員が豪語していた夢との落差にア然

  5. 10

    長嶋茂雄さんは松井秀喜の背もたれをガーンと蹴っ飛ばし、「巨人の4番道」を説いていた