KDDI通信障害でスマホ依存が露わに…イザという時のために備えること
KDDI(au)の大規模通信障害で分かったのは、日頃の携帯端末依存度がいかに高いかということだ。auユーザーの日刊ゲンダイの記者も実感させられた。
日曜日(3日)午後に出先から取材相手に電話をかけようと思い、公衆電話はどこに……うお~、スマホで検索できないんだった! スマホ音痴の中高年でも、街中にあるフリーWi-Fiに接続する方法ぐらいは知っておくべし。ネットに接続できれば、NTTのサイトで「公衆電話設置場所検索」で調べられる。
警視庁警備部災害対策課は公式ツイッターで、〈(災害などの緊急時には)特に自動販売機や公衆電話を使う時には「小銭」が必要になります〉と注意喚起している。キャッシュレス時代とはいえ、数百円程度の小銭は持ち歩いた方がいい。
記者が電話をかけようとした取材相手も、後からauユーザーと知ったが、当然ながら公衆電話からもつながらなかった。Wi-Fiに接続できればLINEなどのSNSで連絡は取れるが、ケータイ番号しか知らない相手となると、これも苦労させられる。