池田保行
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池田保行ファッションエディター&ライター

メンズファッション誌を中心に、ビジネススーツなどメンズスタイルについて執筆するファッションエディター&ライター。「All Aboutメンズファッションガイド」も務める。

ファッション×アートを楽しもう! 現代アートは投資目的から「着る」意識へ

公開日: 更新日:

 現代アートが投資目的で買われている。銀座の「現代アート画廊」で数十万円で売られている作品は、数年後、確実に数倍の価値に高騰するといわれている。今年、瀬戸内国際芸術祭に出品されているアーティストの作品が初期には数千円だったという話も聞いた。鑑定番組では、80年代に2万円ほどで販売されていた草間彌生の「かぼちゃのツボ」に1800万円の値がついていたが、NFT(データの改ざんができないデジタルアート)で出品されている坂本龍一の「戦場のメリークリスマス」のほんの数小節も、必ずや高騰するだろう。

 先物買いを狙ってフリマアプリで数千円で販売されている無名アーティストの作品を買い漁るコレクターもいるというから、少々過熱気味だ。だが、これまでアート後進国といわれてきた日本人の意識が、たとえ投資からであっても変わってくるのであれば、アートファンとしては喜ばしいのではないだろうか。

 ファッション×アートをテーマに掲げる「ジ・アートギャラリー」では、もっと身近にアートに触れて欲しいという観点から、抽象画家「ヒロ・ヤタベ」氏の作品をプリントしたシャツをリリースしている(写真)。ヒロ・ヤタベ氏はサラリーマン生活を経て、アーティストに転身。2014年、外務省の後援で開催されたパイプオルガン奏者とのライブペインティングで注目を集め、その後は国内外数々のイベントや美術館に出展している現代画家だ。氏の作品は現在、数万円から取引されており、今後の高騰が見込まれている。その作品をシャツにのせることで、アートを「着る」という新しい発想のコレクションが生み出された。

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