ガーシー容疑者側が地元警察に「オカン」の警護要請 ガサ入れ痛烈批判の裏に見るツラの皮
「今日朝8時にボクの母親の家に家宅捜査が入ったらしいです。嫌がらせというのは分かっているんですけど、ボクがユーチューバーをやったのは家族との縁を切ってドバイに行ってからのことです。77のオカンつかまえて勾留して、何が出るんですか」
兵庫県伊丹市にある実家の共同住宅にガサ入れが入った24日に、ライブ配信で警視庁の強制捜査をこう痛烈に批判したのは、元参院議員のガーシー(本名・東谷義和)容疑者(51)だ。警視庁に暴力行為法違反(常習的脅迫)容疑で逮捕状を取られた一方で、地元の兵庫県警には「オカン」の身辺警護を願い出ていた。
兵庫県警伊丹署は28日、ガーシー容疑者の実家のエントランスに侵入したとして、自称ジャーナリストの東優樹容疑者(27)を住居侵入の疑いで逮捕。きっかけは家宅捜索が行われた翌25日朝、ガーシー側容疑者の弁護士から兵庫県警に「実家の周辺のパトロールをして欲しい」との要請だった。
家宅捜索が大々的にメディアに報じられ、ガーシー容疑者の母親が不安を感じていたことから、県警側もパトロールを強化。自宅周辺を警戒していた捜査員が同日午後、付近にいた東容疑者を職務質問すると、エントランスの中に入ったことを認めた。東容疑者のスマホに集合住宅の郵便受けを撮影した画像が残っていたため、その後、署で事情を聴いていた。