台湾東部地震の避難所はプライバシーに配慮 日本とは雲泥の差…国民の血税はどこへ?

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「避難所の中でテントが用意されていて、それぞれのプライバシーが配慮されている」「これが先進国なんだろう。これだけの準備ができている自治体が日本で一体、どれだけあるのか」

 5日朝のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」が台湾東部で発生した大規模地震について報道。花蓮市などに開設されたとみられる避難所の映像を見たコメンテーターの玉川徹氏(60)がこうコメントしていたが、無理もないだろう。

 ネット上で拡散されている現地避難所の写真や映像を確認すると、体育館には個室タイプのテントが複数並び、シャワーやトイレも整備されていたほか、マッサージを提供している様子さえもがうかがえる。しかも、それが地震発生から数時間余りで準備されたという。

 一方、1月に能登半島沖地震が起きた日本では、段ボールでわずかに間仕切りされただけの場所で雑魚寝する被災者や、プライバシーが保たれないことを不安視して自宅のビニールハウスで焚火をしながら暮らす高齢者の姿もみられた。

■GDPでは4位の日本に対し、台湾は22位だが… 

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