弘前と大鰐…花見シーズン真っ盛りの青森で春を楽しむ

公開日: 更新日:

【弘前】他地区を圧勝 ボリューミーな桜とシードルに酔う

 本州最北端の青森は、ゴールデンウイークにかけて各地で桜祭りが開かれる。寒い冬が終わりを告げ、観光しやすいシーズンだ。そこで、桜で有名な弘前と昔ながらの温泉地の風情を残す大鰐に絞って、この時季ならではの情報をお届けする。

  ◇  ◇  ◇

 弘前の桜が日本一なのは、本数ではなくて咲かせ方なんです──。弘前観光コンベンション協会の白戸大吾さんが力説するように、ぜひ弘前で花見をしてほしい。ソメイヨシノ、枝垂れ桜、八重桜など52種類の桜が咲き誇る弘前公園では、5月5日まで「弘前さくらまつり」が開かれている。

「樹木医が中心の専属チームがりんごの剪定技術を用い、徹底した桜の管理を行っています。通常は1つのつぼみから咲く花は3~4つですが、弘前では技術の成果で4~5つととてもボリューミー。まれに7つ咲く七輪咲き桜もあります。HPでは、七輪咲き桜、弘前桜七景、弘前七桜の『七』をキーワードにして『弘前桜物語』として見どころを紹介しています」(白戸さん)

「弘前七桜」とは厳選7品種の八重桜のことで、最も遅く開花する種類では5月上旬まで満開の桜を楽しめる。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  2. 2

    ヤクルト「FA東浜巨獲得」に現実味 村上宗隆の譲渡金10億円を原資に課題の先発補強

  3. 3

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  4. 4

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  5. 5

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  1. 6

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 7

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  3. 8

    早大が全国高校駅伝「花の1区」逸材乱獲 日本人最高記録を大幅更新の増子陽太まで

  4. 9

    匂わせか、偶然か…Travis Japan松田元太と前田敦子の《お揃い》疑惑にファンがザワつく微妙なワケ

  5. 10

    官邸幹部「核保有」発言不問の不気味な“魂胆” 高市政権の姑息な軍国化は年明けに暴走する