万博遠足の休憩所はガス爆発現場!大阪府が計画「児童・生徒 無料招待」でも真っ平ごめん

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休憩所は巨大リングからも遠い

 会場入り口まで30分歩かされ、興味のないパビリオンを見させられた挙げ句、ランチの場所も確保できない――これだけでも過酷な遠足だが、ランチの場所に想定されている団体休憩所の位置が最悪だ。府教育庁の資料によると、万博会場となる夢洲の西端、屋外イベント広場横のトイレ建設中にメタンガスによる爆発事故が起きた「夢洲1区」に設置されるというのだ。改めて辰巳氏に聞いた。

「1区はメタンガスが1日1トン以上出ている埋め立て地ですから、危険なのは当然。そんなところに安心して子どもたちを連れて行けません。引率する学校側も大変です。何より、吉村知事から『爆発事故が起きたけれども、安全だから大丈夫』との発言もない。加えて、団体休憩所は、パビリオンが密集する巨大リングからかなり離れています。会場内の施設配置にも首をかしげざるを得ません」

 夢洲1区から団体休憩所を移動しないのか。万博協会に尋ねたが、期限までに回答はなかった。

 ガス抜き処理を施しているとはいえ、再び事故が起こる可能性はゼロではない。大人の自己満足のために子どもの安全を犠牲にしてはダメだ。

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