著者のコラム一覧
黒岩泰株式アナリスト

世の中には「お金」で計れないこともある

公開日: 更新日:

■人の気持ちは…

 世の中では「キャバ嬢に入れ込むのはバカ」「結婚前提なんてありえない」などという声も聞かれた。

 しかし、犯人を擁護するつもりはないが、本人はさぞかし真剣だったのだろう。その気持ちを踏みにじられた反動は大きく、結果的に殺意を抱いてしまったようだ。

 でも、私の知り合いでキャバ嬢と結婚した人もいるので、あながち「無理」とはいえなそう。そのキャバクラはわれわれの中では「釣り堀」と呼ばれていたところ。

「入れ食い」ともっぱらの評判で、モテない男からすれば「蜘蛛の糸」を手繰るような気持ちだったのだろう。

「騙される」前提で車や家を売るのは問題あるが、人の気持ちは決してお金で測れるものではない。「たかが車」という人もいれば、「されど車」という人もいる。価値観は人によって全然違うのだ。

 さすがにシニアともなれば「みつぐ君」になるのを躊躇するはずだが、それだって「楽しい人生の一環」、まったくない話でもない。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「コンプラ違反」で一発退場のTOKIO国分太一…ゾロゾロと出てくる“素行の悪さ”

  2. 2

    石田ゆり子ブームは終わらない? ベリーショートに賛否、脱「奇跡の50代」でも人気加速

  3. 3

    国分太一は実質引退か? 中居正広氏、松本人志…“逃げ切り”が許されなかったタレントたちの共通点

  4. 4

    《ヤラセだらけの世界》長瀬智也のSNS投稿を巡り…再注目されるTOKIOを変えた「DASH村」の闇

  5. 5

    池田瑛紗は藝大浪人中に乃木坂46に合格 高校も“私立女子御三家”女子学院卒の超才媛

  1. 6

    作新学院・小針監督の「不適切指導」に私が思うこと 批判するのが“無難”かもしれないけれど…

  2. 7

    TOKIO国分太一「コンプラ違反」秘匿も次々に“セパ報道”で窮地に…復帰は極めて困難な道のりに

  3. 8

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?

  4. 9

    ポップの本質からズレた、山下達郎の一連の発言への違和感

  5. 10

    国分太一コンプラ違反で「周囲が感じていた異変」…過去にはガングロに"変身”して問題起こした有名人も