まるで昭和ヤクザの時代錯誤 岸田首相が案じる「派閥の解散式」と額入り「宏池会」の処遇

公開日: 更新日:

 確かに、額に入った「宏池会」の書を外すのも、映画などでヤクザが「代紋」を壁から外すシーンを想像させる。

■反省なく、国民感情とズレ

 そもそも、宏池会が解散に追い込まれたのは、裏金事件の舞台となったためだ。元会計責任者が政治資金規正法違反の罪で、罰金100万円、公民権停止3年の略式命令を受けている。国民の政治不信を増幅させた危機感や反省があれば、恥ずかしくてセレモニーなんてやってられないだろう。

「日本も自分の政権も大変な時ですよ。静かに淡々と解散すればいい話で、国民感覚とのズレが大きい。裏金事件だけでなく岸田政権への国民の不満がこれだけ高まっている今、岸田首相がやるべきは解散式ではなく、衆院の解散でしょう」(伊藤達美氏)

 大炎上している定額減税の給与明細「明記」義務づけでも、国民感覚とのズレが際立つ。

 事務手続きで企業の現場に新たな負担を強いるのに、岸田首相は「負担が生じることは承知しているが、政策効果を国民に知ってもらううえで効果的」とヌカした。だから、解散式なんて発想が出てくるのだろう。ダメだこりゃ。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    『スマスロ ミリオンゴッド』が4月に登場 史上最高の射幸性を誇った初代『ミリオンゴッド』の伝説

  2. 2

    侍J投手コーチに飛び交う悪評「データを扱えない」 “構造的欠陥”も相まり大いなる不安

  3. 3

    WBC惨敗は必然だった!井端監督の傲慢姿勢が招いたブルペン崩壊【総集編】

  4. 4

    元プロ野球選手の九州国際大付・楠城祐介監督に聞いた「給料」「世襲の損得」「指導法」

  5. 5

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  1. 6

    高市首相が今上陛下を「こんじょうへいか」と呼んだのは「不敬」なのか?

  2. 7

    自民党からボロクソに言われ始めた玉木・国民民主…無理な要求ばかりで「おかわり君」「おねだりキャバ嬢」

  3. 8

    パチスロファンからは辛辣な声も多数…『スマスロ 北斗の拳 転生の章2』は本当に“期待外れ”だったのか

  4. 9

    元タカラジェンヌは人材の宝庫か? 礼真琴は「新しい地図」入りして原発ドラマで活躍

  5. 10

    「ノーバント宣言反故」の直後に大事件…伊原監督にメンツを潰され、抑えきれない怒りが湧いた