著者のコラム一覧
髙橋裕樹弁護士

「すべては依頼者の笑顔のために」がモットー。3000件を超す法律相談実績を持ち、相続や離婚といった身近な法律問題から刑事事件、企業法務まで何でもこなすオールマイティーな“戦う弁護士”。裁判員裁判4連続無罪の偉業を成し遂げた実績を持つ。アトム市川船橋法律事務所。

改正された自転車の交通ルール どこがどう変わるのか? しっかりおさらい

公開日: 更新日:

 今回の法改正によって、違反を指摘されたときに「そんなルール知らなかったよ」「だれも教えてくれなかった」と言い訳しても、それは通りません。ですからいま一度、交通ルールの再確認が大切なのです。

 ただ、「自動車の運転と違って、自転車なんだから」と甘く考え、残念ながら、交通ルールを順守する意識が乏しい者がいることも事実です。

 では、どうすればいいのか。反則金制度を導入したとしても、自転車の交通ルールを順守する気がない者には、根気強く交通安全教育の実施をしていくほかありません。規制と教育の両輪があって初めて、交通ルールの徹底につながるのです。ですから今後は、自動車の運転免許制度と同じように、定期的に自転車の交通安全教室に参加を義務付けるなど制度設計が求められます。

 罰則強化だけで一件落着させていい問題ではないのです。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因