マイナカード利用ゴリ押しのえげつなさ…医療機関への一時金倍増、携帯契約まで“人質”に

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携帯電話を人質にマイナ利用は義務だと思わせる詐術

 若年層よりも医療機関を受診する機会が多い高齢者はなおのこと勘違いする可能性が高い。お年寄りを狙い撃ちにした利用促進策は他にもある。

 河野デジタル相は18日の会見で、携帯電話を「対面」で契約する際に「マイナカードなど」に搭載されているICチップの読み取りを本人確認の方法として事業者に義務付ける方針を説明。「など」には一体何が含まれるのか。デジタル庁に聞くと、「現段階では運転免許証や在留カードであり、これからさらに具体化していく」(広報担当)との回答だった。

 運転免許証の保有率は、原付免許を取得できる16歳以上の適齢人口(1億936万人)あたり74.8%。高齢者は65~69歳が82.8%、70~74歳が70.2%、75~79歳が54.8%、80歳以上が22.8%と、当然ながら年を重ねるにつれて激減していく。

「高齢者ほど携帯契約は対面を望むと考えられる。そもそも免許を持っていなかったり、返納したりした方は、ほぼマイナカードでの本人確認を強いられることになるでしょう。これも生活に欠かせない携帯電話を人質に取ってマイナ利用は義務だと思わせる詐術です。医療機関にかかる蓋然性の高い高齢者にマイナカードを持たせれば、マイナ保険証の利用促進につながるという政府側の魂胆も透けて見えます」(本並省吾氏)

 情報に疎い高齢者をターゲットにするとは、とことん意地が悪い。

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