台風10号が列島縦断の恐れ…災害シーズンに“終わった人”岸田首相が危機管理トップで大丈夫か

公開日: 更新日:

 軍拡や原発回帰などの「大転換男」は何もしないだけ、まだマシかもしれないとはいえ、現職総理の中ぶらりん状態があと1カ月も続くのは長すぎる。ましてや9月は「災害シーズン」。今まさに台風10号が非常に強い勢力に発達し、週末にかけて日本列島をゆっくり縦断する恐れがある。

「26日は台風の影響について気象庁と国交省が合同会見を開きましたが、説明は役人任せ。なぜ岸田首相が危機管理のトップとして前面に立ち、国民に注意を呼びかけないのか。岸田首相は2018年、西日本豪雨の夜に同僚議員らと『赤坂自民亭』なる宴会に興じていた人物。そもそも防災意識が欠けているのでしょうが、政府専用機への搭乗を考える前に、国民の命と財産を守るため、最後まで首相の職務を果たすべきです」(政治評論家・本澤二郎氏)

 南海トラフ地震の危険性も過ぎ去っていない。岸田首相の正式退陣までの1カ月、大災害が起きないことを祈る。」

  ◇  ◇  ◇

 ●関連記事『【もっと読む】自民総裁選「重要6争点」を徹底比較 出馬表明・模索11人のアタマの中が丸わかり【一覧表付き】』では、自民総裁選への出馬を模索している11人の「重要6政策」への姿勢などを徹底比較している。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  3. 3

    「おこめ券」迫られる軌道修正…自治体首長から強烈批判、鈴木農相の地元山形も「NO」突き付け

  4. 4

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  5. 5

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  1. 6

    12月でも被害・出没続々…クマが冬眠できない事情と、する必要がなくなった理由

  2. 7

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  4. 9

    黄川田地方創生相が高市政権の“弱点”に急浮上…予算委でグダグダ答弁連発、突如ニヤつく超KYぶり

  5. 10

    2025年のヒロイン今田美桜&河合優実の「あんぱん」人気コンビに暗雲…来年の活躍危惧の見通しも