自民総裁選「重要6争点」を徹底比較 出馬表明・模索11人のアタマの中が丸わかり【一覧表付き】

公開日: 更新日:

 韓国、そして米国へ。「卒業旅行」の組み立てに熱を上げる岸田首相をよそに、後継を決める自民党総裁選が本格化している。

 日程は「9月12日告示-27日投開票」に決定。一番乗りした小林鷹之前経済安保相(49)に続き、河野太郎デジタル相(61)が26日に、林芳正官房長官(63)は27日に出馬を正式表明する見通しだ。言葉を濁してきた小泉進次郎元環境相(43)も立候補の意向を周囲に伝えた。現状、11人が出馬を模索しているが、国民に寄り添うマトモな人物はいるのか、いないのか。

【写真】この記事の関連写真を見る(35枚)

 総裁選で争点にすべき岸田退陣のダメ押しとなった裏金事件の実態解明、反日カルト集団の旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)との関係、そして置き土産化された憲法改正だ。伝統的家族観を押し付ける右派組織「日本会議」の国会議員懇談会のメンバーかどうかも外せないポイントだ。世論の反対が根強い原発再稼働、導入を求める声が高まる選択的夫婦別姓制度へのスタンスも合わせて別表にまとめた。裏金解明はほぼ全員ヤル気なし、改憲にはそろって前のめりだ。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  2. 2

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?

  3. 3

    学力偏差値とは別? 東京理科大が「MARCH」ではなく「早慶上智」グループに括られるワケ

  4. 4

    ドジャース大谷の投手復帰またまた先送り…ローテ右腕がIL入り、いよいよ打線から外せなくなった

  5. 5

    よく聞かれる「中学野球は硬式と軟式のどちらがいい?」に僕の見解は…

  1. 6

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  2. 7

    進次郎農相の「500%」発言で抗議殺到、ついに声明文…“元凶”にされたコメ卸「木徳神糧」の困惑

  3. 8

    長嶋茂雄さんが立大時代の一茂氏にブチ切れた珍エピソード「なんだこれは。学生の分際で」

  4. 9

    (3)アニマル長嶋のホームスチール事件が広岡達朗「バッドぶん投げ&職務放棄」を引き起こした

  5. 10

    米スーパータワマンの構造的欠陥で新たな訴訟…開発グループ株20%を持つ三井物産が受ける余波